0才9カ月の時に川崎病にかかりました。
みーくんは保育園にも通っていないので、風邪をもらうこともなく、病院に行くことはほとんどありませんでした。なので、なぜ?川崎病って何?という思いでいっぱいでした。
今はとても元気です!定期検診は必要だけど、それも2年後!
当時の記録を載せます。
川崎病ってこんな病気なんだ、こんな症状が出るのか、って頭の片隅においてもらえればいいな、と。知らないと不安だけが大きくなると思うので.。
川崎病とは…
全身の血管の炎症が起こる病気。後遺症で冠動脈瘤ができるケースがある。
詳しくは川崎病の子供をもつ親の会(https://kawasaki-disease.gr.jp/)参照。
最初は発熱でした。もしや突発性発疹か??ほとんどの子がかかるという、あの突発性発疹が来たか!と思ってました。
突発性発疹は出産のときの病院から、赤ちゃんが熱を出したら~みたいなかんじで教えられます。
1日目、37.7度~38.8度をうろうろと。熱はあるけどご機嫌いいし、食欲も普通。
2日目、朝は38.2度。最寄りの小児科へ。ちょっとぐったりしてるけど、ご機嫌はそんなに悪くない。風邪でしょう、って。
赤ちゃんはよく熱を出すから、むしろ熱を出してあげたほうがいいですよ、って。
解熱剤を処方してもらったけど、水分が取れないとか、ちゃんと眠れずにぐったりしてるようであればあげてください、と。
熱が5日続くようであれば、他の原因があるか検査が必要ですね、って。
帰宅後、40.0度。ひぇ~!
3日目、37.0度~40.2度。解熱剤使用。夜に胸のあたりに発疹がちらちらと。
突発性発疹は4,5日目に熱が引いて発疹ができるから、翌日の朝には熱引いてるといいな、と思ってた。
4日目、38.0度~39.6度。あれ?熱高いなぁ…発疹もどんどん大きくなってる…
ぐったりして、寝てる時間も長くなってる。食欲もあまりないみたい。目が充血してるなぁ。
5日目、37.9度~39.9度、解熱剤使用。発疹が出てるのに、熱が全然引かない。
♯8000の救急相談に電話してみたら、最初に受信したときと症状が変わってきているので、再受診したほうがいいですね、って。
もともと翌日(月曜日)の朝に行く予定だったけど、休日診療所に行くことに。
●5日以上の発熱、●胸・背中・手先・足先の発疹、BCG跡の大きな発疹、●唇が赤く、舌がイチゴみたいになっている、●白目の充血
⇒たぶん川崎病かな、でもここには検査できる設備がないから、紹介状出すね、って。
で、大きな病院で心電図とか血液検査をしてもらって、「川崎病によくみられる症状ですね」と。というのも、川崎病は原因不明で、この反応やウィルスが出たら川崎病だ!というわけではないそうです。
みーくんはなかったけど、他にも●喉のリンパ節が腫れている、などいくつかの条件のうち、4つまたは5つの条件が揃った場合に、川崎病でしょう、と診断されるそうです。
特にBCG跡の発疹は川崎病以外では見られない症状だとか。
川崎病は徐々に症状があらわれてくるから、最初から診断することはできないみたい。
でも発熱日から7~9日以内に適切な治療を受ければ、後遺症の冠動脈瘤→心筋梗塞になる確率も低くすることができる。
でもでも、やっぱり何%の人が重症化します、とか、薬に対してのリスクとか説明されちゃうと怖いけどね。
みーくんはそのまま入院、治療を開始しました。
ラッキーなことに、紹介された病院が県内で上位の治療実績があったところで、医師・看護師は家族にも寄り添っていただけて心強かったです。
薬がよく効いてくれたようで、入院翌日には笑顔も見れました。泣きすぎて声が酒焼けしたみたいになってたけど。
当時はまだ寝返りしかできなかったので、ベッドからの脱走の心配はなく、また、私は小柄なので、ベッドで添い寝ができたので、そういった意味では入院・付き添いの負担は軽かったと思います。
日曜日入院→金~月曜日外泊→火曜日に検査、結果良好で退院になりました。
退院後も1か月間アスピリン(血液サラサラ薬)を服用してましたが、それ以外は通常運行!
検診も心電図をとって、エコーで瘤ができていないかの確認です。次は2年後!
川崎病にかかる人は年々増えているそうです。川崎病と診断できる医師が増えてきたこともあるそうですが、特に乳幼児が多くかかるとのことなので、自分で症状を説明できない分、大人がきちんと観察しておくことが大事だなと思いました。
ちなみに、入院費は約6000円でした。主に食事代。
自治体の子育て支援で、こどもの医療費負担なしなのはありがたい!